苫小牧市民文化芸術振興助成金事業『誰かが見たこの街』
2013年5月3日〜6日
終了しました
みる
さんかする
門間仁史氏のキュレーションによる外からの視点で苫小牧を見つめる試みとなる企画展『誰かが見たこの街』を開催します。
道内作家3名の作品展示に加え出品作家によるワークショップを開催し参加者の作品も展示します。
観覧無料
自分以外の誰かの目に、この街はどのように映るだろうか。それは自分が生まれ育った街、住んでいる街、背負っている街、終の棲家にしようとしている街。愛着を感じることもあれば嫌気がさすこともある、期待もすれば落胆することもある、そんなこの街は。
街への想いは実に多様だ。けれど、そうした想いと向きあう機会は、そうはない。とかく長引く不況や、先の震災などによって生活や感情が強く揺さぶられるときは、沈む気持ちに本来の想いを見失いがちになる。そんなときは、「この街はどうですか」と、そっと誰かに尋ねてみるとよいだろう。その答えと向き合うことが、素直な想いを呼び覚ますきっかけとなるに違いないから。
本展では、札幌を中心として活動する三人の作家に、それぞれの方法で、それぞれが見た苫小牧を表現してもらうことにした。図らずも、何らかのかたちで苫小牧を知る作家ばかりとなった。そんな彼らの目に、今、苫小牧はどのように映るだろうか。
自分以外の誰かの目を通じて、あなたの街への想いを見つめ直してみていただきたい。
門間 仁史(キュレーター/関口雄揮記念美術館学芸員)
『樽前arty2013』×『誰かが見たこの街』イベントスケジュール
*クリックすると拡大します出品作家
竹本英樹 TAKEMOTO Hideki 写真
水野剛志 MIZUNO Hisashi 日本画
山田良 YAMADA Ryo 建築/インスタレーション
キュレーター
門間仁史 MOMMA Satoshi
1977年、札幌市生まれ。札幌市在住。関口雄揮記念美術館学芸員。北海学園大学非常勤講師。専門は日本画を中心とする近現代の日本美術と美術批評。特に日本画についての言説の検証を通じて、社会における芸術の受容の問題について考察する。
『誰かが見たこの街』開催日時
2013年5月3日(金)-5月6日(月)10:00開場17:00閉場 *最終日は16:00閉場
観覧無料
会場
苫小牧市立樽前小学校 〒059-1265 北海道苫小牧市樽前102
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