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「三つの展覧会」in 樽前arty2017

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2017/8/6-2017/8/13

『樽前arty2017』では、「三つの展覧会」と銘打った三つの展覧会を開催します。

既報の通り、
松井紫朗さんの「手に取る宇宙」(体育館)
山内宏泰さんの「タルマエツムギ」(音楽室)
そして、、、

全国各地にて地域における産業振興やまちづくり、製品開発などのプロジェクトに参加しながら、2017年は「デザインは今、人々の現場において何ができるのか」をテーマに、全国各地を取材中のデザインディレクター中島郁子さんの企画

「川上りえの歩き方」(三つの教室・廊下)

北の大地で鉄と闘い続ける孤高のアーティスト「川上りえ」。2017年早春。作家の図録制作のために、作品の記録とそこに至るまでの構想など、膨大なデータを集めた。すると、作家自身ですら不可視だった、イメージやメッセージが、ゆっくりと饒舌に姿を見せた。
アーティストの現場で、いったい何が起きているのだろうか。コトバあるいはデザインは、アーティストをどのように読み解けば、その魅力を語ることができるのだろうか。
展示では、これら問いの一つの解として、完成した図録とその編纂プロセスを、ドキュメントと写真で提示する。同時に、作家とディレクターが対話を重ねることによって、作品の哲学や意図について深く考察していくさま、心情的プロセスも見せていく。
川上の作品も同じ会場に展示する。観客は、作品とプロセス双方向からその魅力に触れ、自らの知覚を開き、共に語り合う場を得られる。(中島郁子)

魅力的な三つの展覧会が揃いました!
会期は8月6日(日)〜13日(日)
苫小牧市立樽前小学校にて!